MLBのピッチャーの回転数

今回はプロ野球における投球の回転数に関する考察です。

野球のボールの回転数を計測する時の単位は、RPM(Revolution per minutes)という「1分間の回転数」になります。

プロ野球のピッチャーの投球の場合、球速150キロとすると、ピッチャーの手を離れてキャッチャーのミットに届くまでおよそ0.44秒とされています。

この計算ですと、チャプマン投手が投じた魔球は投げてからキャッチャーに届くまで、約6回転しかしないことになります。
通常の直球の場合、2000RPMを軽く越えますので28~30回転程度になると思われます。(計算が正しければ)
MLBではこの回転数が投手の新しいスカウティングの指標になっています。
回転数が多ければボールが落ちにくい(ホップする球)、回転数が少なくなれば落ちやすい、ぶれやすい(落差のある球)になります。
それを投げ分けることができるチャプマン投手は恐るべしですね。
★次回は粘着物質と回転数の変化も考察したいと思います。

 

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