海外視察報告:ラスベガスのスポーツビジネス

ラスベガスリポートの最後はスポーツビジネスです。
F1の開催もありましたが今ラスベガスではスポーツに関する集客に注力しています。

★本年度にスーパーボウルを開催されたアレジアントスタジアム(2020年開業)をホームにするNFLのレイダース。こちらはオークランドからホームタウンをラスベガスの変更しました。

MLBではアスレチックスがオークランドからラスベガスへの本拠地変更が決まりました。新スタジアムは2028年完成です。
※オークランドはNFL&MLBの2チームを奪われ恨んでいる?

NHL(アイスホッケー)ではゴールデンナイツがT-Mobileアリーナ(2016年開業)をホームに人気を集め優勝もしています。

★そしてWNBA(女子プロバスケット)ではACESが人気&実力を高めています。(同じくT-Mobileアリーナ)

そして将来的にはNBAチームも獲得すれば4大プロスポーツチームをコンプリートしますね。
※NBAはシアトルラスベガスに2チーム増やす計画が進行中?

プロスポーツチームは街の魅力&収益(税)アップなどにも大きく貢献できるみたいですね。
①市民の地域愛着を高め、②対戦チームのファンの観戦&消費を高め、③ギャンブルの対象としてリアルな試合が観れるなどあるようです。

またアジアントスタジアムT-Mobileアリーナは音楽イベントの会場としても多く活用されておりアメリカ国内からだけでなく世界から集客して、カジノや他のエンタメでもお金を使わそうと非常にしたたかです。
もちろんIRに必須な展示会も「ラスベガスコンベンションセンター」(18万㎡)で数多く開催されています。

それぞれの施設がコンパクトにメインストリート周辺に点在し、駐車場不足の問題などは抱えていますがホテルなどの駐車場を活用してスタジアム基準を満たしているようです。
もちろん宿泊施設(総数、約15万室)が巨大で徒歩もしくは車ですぐというのも魅力的ですね。

スピードガン・エア遊具の関西エスアンドエー