今シーズンのMLBでは大谷選手の活躍に引けを取らないシカゴカブスの今永投手の圧巻のピッチングが目立っています。
アメリカのいろいろなスポーツサイトでは今永投手のピッチング分析が進んで記事になっています。
そこでやはり一番注目をされているのが球速ではなく「回転数」です。
****
今永投手は、リリースポイントが低い(5.49)場所から高回転(2,439 rpm)の速球を投げるため、ストライクゾーンの上部で強烈にヒットする。彼はストライクゾーンの上位3分の1に124回のフォーシームを投げ、許したヒットはわずか5本、打率は.119だ。
彼の速球は並外れた「乗り心地」を持っている。つまり、回転が非常に速いため、ほとんどの速球よりも重力に逆らう(沈みにくい)のだ。先発投手の中では、ヒューストン・アストロズのクリスチャン・ハビエルとレッドソックスのカッター・クロフォードの速球だけが、平均よりも垂直方向の動きが優れている(この場合、面が維持される)。打者はボールの下でスイングする。
今永は、低いリリースポイントからとんでもない回転(2,400 RPM以上)をかける選ばれた投手グループに属しています。
※記事引用
****
ただ、メディアだけでなく対戦チームも分析をしているのでこの後、いろいろ対策を取られるかもしれませんね。
また疲れなどで回転数が落ちてくるとバットの芯に当てられる可能性も高まりますのでこの後も頑張って欲しいですね。
かつて上原投手が速度が遅いが回転数が多いことでMLBで活躍したのを思い出します。今後、日本のプロ野球をはじめアマチュア野球でも直球の「回転数」アップが目標になりそうです。