ティラースイフト・エラスツアーの経済効果

先日より「ディズニー+」にてティラースイフトのエラスツアーの配信が始まりました。(ヒット曲の数、ステージ演出にセット、そして彼女のカリスマ感と圧巻のステージですね。)

今回はアメリカのニュースサイトよりその巨大な経済効果「スウィフトノミクス」をご紹介。

①予定されていた152公演の半分も経たない2023年末までに、エラス・ツアーは10億ドル以上の収益をあげ、史上最高の興行収入を記録したコンサート・ツアーとなった。

②スウィフトは3月17日現在、30都市で83公演を行っている。そのうち53公演はアメリカ国内の20都市で行われた。残りの 30公演はラテンアメリカとアジア太平洋地域の一部でした。2024年末までに、スウィフトは世界54都市で合計152回のErasショーを行う予定。

③40曲以上のセットリストに加えて、スウィフトはエラスのショーごとに少なくとも2曲の「サプライズソング」を演奏した。リピートを考慮すると、彼女は 167 のサプライズ作品として 145 の異なるトラック (リピート曲のマッシュアップを独自のエントリとしてカウント) を演奏しました。

④スウィフトは2月16日、17日、18日にMCG(オーストラリア・メルボルン)で3回連続公演を行い、それぞれ記録的な9万6000人、 3日間合計28万8000人のコンサート来場者を動員した。
※クリケットのスタジアムですがキャパが凄い。

⑤60のツアー日程で推定435万枚のチケットを販売した。これは、1公演あたり平均7万2500枚のチケットであり、各チケットの平均価格は238.95ドルである。これらの数字を使用して、それ以来行われたショー全体を推定すると、スウィフトは現在約602万のチケットを販売した可能性があります。
※おそらく日本の客単価はその半額以下?

⑥スウィフトが最初の60の公演で得たチケット収入約1,732万ドルに基づくと、彼女のツアー総収益は現在約14億4,000万ドル程度となる。2024年末までに、このツアーは天文学的な21億6,500万ドルの収益をもたらすと予想されている。

⑦Eras の参加者はグッズに 1 人あたり平均 40 ドルを費やしていました。これにより、2024年のエラス公演の最初の公演以降、スウィフトのツアーグッズ収入は、コンサート以外の日の購入を含まず、推定2億4,080万ドルとなる。
※グッズはアメリカ製でなさそうなので中国製か?

⑧10月13日の劇場公開以来、スウィフトの記録的な3時間半のコンサート映画は、北米で1億8075万6269ドル、全世界で2億6165万6269ドルの興行収入を記録した。そして3月14日よりスディズニープラスでトリーミングで配信されるようになった。
※大きなライブの配信はビジネスとして定着しました。

実際、上記に交通、宿泊、食事なども加わるのですごい経済効果です。円安の日本でそれほど稼げないとなるといずれ日本をスルーするアーティストが増えてくるかもしれませんね。
シンガポール政府は大金をはたいてティラーの囲い込み(周辺国には行かせない)など行っています。

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便乗ビジネス関連としてはエラスツアーのオープニングで登場した「ピーコック・ファン・コスチューム」の演出が日本などでもイベントやライブで活用されるかもしれませんね。

スピードガン・エア遊具の関西エスアンドエー