今回はWekipediaより過去のエア遊具の事故の報告です。
日本ではJIPSA(日本エア遊具安全普及協会)の安全実習指導なども役立って大きな事故の報告はありませんが、海外では多くの事故(死亡)が発生しておりますのでエア遊具をご利用のお客様には今一度安全運営の管理をお願いいたします。
****
Wikipedia USAより
2000年から2016年初頭までに、世界中でエア遊具事故が64件発生し、271人が負傷、10人が死亡しました。
その他の注目すべき事故としては、以下のものがあります。
- 2003年、イギリスのサウス・ヨークシャー州で少年が使用中に死亡した。少年は壁に登り、頭から落ちた。
- 2005年、ある少年が他の少年に宙返りされて脳に損傷を負った事件で、少年の両親がエア遊具のレンタル業者を相手取って訴訟を起こした。
- 2011年、8歳の女の子がトランポリンから頭からコンクリートの歩道に落ちて死亡した。
- 2015年、エストニアのタルトゥで突風によりエア遊具が地面から60フィート以上吹き飛ばされ、2人の子供が死亡、3人が重傷を負った。
- 2016年、イギリスで7歳の少女が、突風によりエア遊具が空中に舞い上がり、1マイル近くも飛ばされて死亡した。
- 2016年、モンテビデオ(ウルグアイ)で、子供が乗ったままエア遊具が空気で膨らまなくなり、6歳の男の子が死亡した。
- 2017年、ジローナ(スペイン)で子供が死亡した。
- 2018年、イギリス・ノーフォーク州ゴーレストンビーチのエア遊具から少女が20フィートの高さまで投げ出され、病院で死亡した。
- 2021年、オーストラリアのタスマニア州デボンポートにあるヒルクレスト小学校でエア遊具の事故が発生し、 6人の子供が死亡し、3人が重傷を負った。 目撃者によると、突風でエア遊具が空中に吹き飛ばされ、子供たちは約10メートルの高さから落ちたとのこと。
- 2022年、スペインのミスラタで突風によりエア遊具が空中に舞い上がり、4歳と8歳の少女2人が死亡した。8歳の少女は翌日に死亡し、4歳の少女は事件から1週間後に死亡した。
※日本のエア遊具の事故に関しては日本のWikipedia 参照。
上記のように「突風」がエア遊具の事故原因の大半になります。
国内でのエア遊具の事故を防ぐためには「風速計」を活用してメーカーが定める風速の基準を超えた場合は必ず運営を「中断・中止」してください。