ピッチコムとピッチクロック

WBCの流れで連日一般のニュースでもMLBの日本人選手の活躍を放送しています。(野球関連のビジネスをしている当社ですら正直、もっと大事なニュースがあると思いますが・・・)

さてそのMLBで今期注目されているシステムが「ピッチクロック:投球までの時間表示」と「ピッチコム:無線での投手と捕手のサイン交換」です。
ともにMLBでは試合時間短縮に役立っているようで今のところは好評のようですね。

★MLB の開幕日では MLB.tv ストリーミング で 1 億 7,200 万分が視聴されました。(以前の 1 億 2,100 万の 1 日の記録を 42% 更新:WBCの影響?)
開幕戦で平均試合時間が 26 分間短縮されました。シーズン開始から 4 日間、試合時間29 分短くなり、リーグの打率は .230 から .245 に上昇し (シフト禁止が原因と考えられます)、盗塁成功率は67.4% から 83.3% に上しました(おそらく、ピッチクロックと大きくなったベースによるものです)。

長い試合時間は他のエンタメとの競合で今後日本でも短縮が求められてくると思うので近い将来「ピッチクロック」と「ピッチコム」が日本のプロ野球にも導入されてくるかもしれません。

注:日本には既に「15秒ルール」というピッチクロック同様のものがありますが球場表示はされていません。オールドファンには「乱数表」と言う懐かしいものもありますね。

新規導入は新たなビジネスチャンスですが、もう既に日本のスポーツ関連メーカーや商社などが販売契約や類似商品の開発を進めていることだと思います。

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